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「子どもが苦手で、母性がないのではと不安」母性目覚め待ちさん

「子どもが苦手で、母性がないのではと不安」母性目覚め待ちさん

「こじらせ女子」のためのLOVEサイエンス♥セラピー【第11回】

「正直、子どもって苦手。私って母性がないのかも」そんなふうに、不安に思っている女性は少なくないのではないでしょうか。母性っていつ目覚めるものなの? 恋愛科学カウンセラーの荒牧佳代さんが解説!

◆人間は生殖活動までコントロールできる社会的生き物

こじらせ女子11回目イラスト人間は大脳皮質を肥大化して進化し続け、「人間社会」という文明を築き上げてきた高等な動物です。医学の発達などにより平均寿命が延び、100歳まで長生きする人もいます。オスとメスのつがいから子孫を繁栄させる哺乳類の中でも最年長クラスです。また、避妊具を発達させて避妊することにより、もともと繁殖するための行動であるセックスも快楽追求のための行為やパートナーとの愛を育む行為として捉えることを可能にしています。

自然界の動物には発情期があり、定期的に発情を繰り返して後世に遺伝子の継承を行っています。しかし、人間は「生殖」行為という視点だけではない考え方でもセックスという行為を捉えているため、発情期というものがあってないのです。定期的に子孫繁栄の行為をしている動物とは違い、年中発情可能のような行動を繰り返しています。女性が身体的に妊娠可能な時期は限られていますが、人間以外の哺乳類のように、何が何でも今、発情するとき!といった明確な発情期はないのです。

強いていえば恋愛期間が人間の発情期ではありますが、子どもを産む・産まないという決定権もカラダからの本能的な訴えはあっても、決めるのは個人の意思です。通常の動物から見れば、ここまで生殖の流れが摩訶不思議な動物は他にいないでしょう。生殖行為をコントロールできるのなら、人間が動物という生き物であるということを忘れてしまうときがあっても不思議ではないかもしれません。

◆子どもは大人の縮小版ではない“未知なる未完成”生物

人間が動物であるということを忘れてしまうのは、賢さゆえからか、愚かさからか、議論されるところではありますが、実は、人間の赤ちゃんは類人猿の基準からみれば約1年も早く生まれてしまう「未熟児」なのです。つまり、人間としてのカラダは未完成だということです。医学界ではよく知られた話ですが、小児科の教科書には「子どもは大人のミニチュアではない」との文言があります。これは子どものカラダは大人の縮小版ではないという意味です。

小児科があっても、大人科という科はありませんよね。大人は内科や外科、循環器科など、症状別に受診する専門科がありますが、子どもは生まれて間もない新生児から1歳までの乳児、1歳からの幼児、思春期の第二次性徴期にさしかかる小学生高学年の12歳までの間はすべてこの「小児科」で診察を受けます。0歳~およそ12歳までの子どもは大人と比べてカラダが未発達なため、病状や治療法も異なり、大人とは別の「小児科」が存在するのです。※例えば脳は10歳頃に完成すると言われています。

幼い子どもを見て「かわいい」と思う人もいれば、急に泣き出したり、大人が思いもよらない行動にでたり、発言したりするために苦手意識を持つ人も少なくないでしょう。子どもが思いもよらない行動を起こすのが嫌だったり、公共の場で親のしつけがなっていなさそうな子どもを見ると、子どもを通して親までに憤りを感じてしまうなんて話も私の周りでよく耳にします。

それは、大人な人間が動物である前に社会的生き物であるということを真面目に自負しているからでしょう。ですが、“未知なる未完成”生物の子どもは、大人のよう知識や教養、モラルもある完成された社会的生き物となることを目指し、頑張って生きています。社会性を芽生えさせてあげるのは大人の役割。苦手意識があるまま避けるだけでは、大人は本当の意味で子どもに対する大人の役割を果たしていないと思います。

◆子どもをカラダに身ごもったときに、はじめて真の母性が目覚める

では、女性が子どもにできることはなんでしょうか?

女性の中には、「出産って、ものすごく痛そう」「育児って自分の時間もとられて大変そう」と不安に思う人もいるでしょう。私自身も子どもを身ごもる前は、子どもに対して苦手意識がありました。自分が子どもを産むなんてことを想像することすらできませんでした。出産のときも大きくなった子どもが本当に外に出るのだろうか?というまた違う不安にもなったものです。

出産・育児への不安は女性の多くが本能的に感じる感情です。女性だからといって最初から母性に溢れ、すんなり子どもを身ごもり、産み、育てられるワケではありません。だから、「子どもが苦手」と思うことは、おかしいことでもありません。

個人差はありますが、女性ひとりひとりの違った受け答えがあるのが普通です。カラダでいえば生理的なホルモンバランスや体質も違いますし、育った環境やそれまでに経験した人間観、家によって子どもへの考え方も異なるでしょう。子どもに対しての感情も恋愛と同じく、人間の性質としての根底が同じでも、抱える感情は人それぞれなのです。

ですが、女性はカラダに子どもを身ごもった時から脳内物質が劇的に変化します。やや強制的に子どもに献身的に尽くす“母親脳”へと変換されるのです。そのカギを握るホルモンのひとつが信頼のホルモンと呼ばれる「オキシトシン」です。近年は女性だけに特化したホルモンではないことがわかってきましたが、人と人の絆をより深く結びつけるためのとても重要で大切なホルモンです。

オキシトシンの活躍はたくさんありすぎて解説も長くなりますので今回は省かせていただきますが、人は動物としての生殖活動をすれば自然と子に対する母性が生まれるシステムがカラダに組み込まれています。大人は子を育てることではじめて親として成長します。大人は子育てと同時に、子どもから人間という生物を本当の意味で理解する人間として成長するよう育てられているのです。

◆まとめ

子どもを産み、育てることを選ぶのは自分次第ですが、人間の命の大切さや素晴らしさ、自分の命があることに感謝するという意味では、子どもという存在からもっとも多くを学べます。【こじらせ女子】になる気持ちもわかりますが、母性を学ぶことは、引っ込み思案になる以上に自分を人格ある人として大きく成長させる経験だということは覚えておきましょうね。

連載 「こじらせ女子」のためのLOVEサイエンス♥セラピー

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ライタープロフィール

荒牧佳代

あらまき かよ

恋愛科学研究所 所長。
株式会社Kスタジオ 代表取締役。
恋愛科学カウンセラー。医療アナリスト。ビジュアルデザイナー。
脳内ホルモンと個人の性格や行動を関連させ、恋愛、結婚、会社経営など、さまざまなテーマを分析。コラム執筆、セミナーなどを行う。
『荒牧佳代オフィシャルブログ』

http://ameblo.jp/yumacute/

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