成婚カップルの婚活体験談・エピソード

理系男子が恋に落ちた瞬間!お互い他の仮交際相手と違ったポイントとは?

初対面からお見合いではなく友達のように話せたという2人。トントン拍子で進んでいくと思いきや、成婚退会後に事件が…! カウンセラーさんから提案された意外なアドバイスや、プロポーズを4回やることになった理由など具体的に語ってもらいました。

お二人のプロフィール

  • Iさん

    年齢
    31歳
    出身地
    佐賀県
    職業
    メーカー
    趣味
    ゲーム
    入会期間
    9ヶ月
    入会店舗
    ツヴァイ柏店

  • Hさん

    年齢
    28歳
    出身地
    東京都
    職業
    広報
    趣味
    楽器演奏、ゲーム、映画鑑賞
    入会期間
    6ヶ月
    入会店舗
    IBJ加盟店

お互い周りの結婚に影響を受けて婚活を始めた

婚活を始めたきっかけと相談所を選んだ理由を教えてください。

Iさん久しぶりに会った結婚している友達から、奥さんと3人で一緒に遊ぼうと誘われたことがあったんです。それで、身近で一緒に遊べる人がいるって楽しそうだし、素敵だなと思って、婚活を始めてみました。
昔、マッチングアプリを使ったことはあったんですけど、そもそもマッチングしなかったし、男性は不利なイメージがあって。男女ともに対等な条件で相手を探せる結婚相談所がいいなと思い、家の近くにツヴァイがあったので入会しました。

Hさん私は、正直結婚に対してあまりいいイメージを持っていなかったんです。でも、3月に結婚した兄がすごく楽しそうなのをみて、結婚のイメージが変わり婚活を始めました。マッチングアプリはやったことがないんですけど、既婚者でも登録できたり、年齢や学歴を詐称できるので、信頼できないと思っていて。
相談所だったら結婚という目的も一緒だし、提出する書類も多くて身元が保証されているし、カウンセラーさんが間に入ってくれることで心強いなと思って選びました。

お2人は出会われるまで、どれぐらい活動されていたんですか?

Iさん僕は2023年の12月に入会して、4月にHさんに会ったので4ヶ月ぐらいですかね。何人に会ったかは覚えてないんですけど、途中、出張で1〜2ヶ月活動ができないような期間もありました。

Hさん4月から活動を始めて、その月の13日にIさんに会ったので2週間ぐらいです。週末は積極的にお見合いしていたので、7人ぐらいの方にお会いしました。

休会を考えていた矢先に紹介されたのがHさんだった

活動中、大変なことはありましたか?

Hさん初めての方とお会いするって気力を使うと思うんですけど、結構楽しんで活動していました。

Iさん仕事との両立という点で、3月末に体調を崩しまして、いろんなストレスが重なったり、気管支炎になったりで4月に休会しようかなと思っていたんです。カウンセラーさんに相談したら「会費を払ったから4月までは頑張りましょう。仕事と関係ない方と接することで気が紛れることがあるかもしれないですよ」と言ってもらって。それで「この人どうですか?」と紹介してもらったのがHさんでした。

Hさんを紹介されたとき、どう思われましたか?

Iさん「この人だ!」と思いました。音楽をやっている人がよかったのと、目の下のホクロがかわいいなと思って会うのが楽しみでした。

Hさん最初から「この人だ!」って思ってくれていたんだ。

Hさんも知らないお話だったんですね。初めて会ったときの印象はいかがでしたか?

Hさんまず「顔ちっちゃ!」と思いました。あと、カジュアル写真に面白い写真が載っていたので、すごく真面目そうに見えるけど、絶対に面白い人なんだろうなと思っていたんですけど、想像を超えてくる面白さでした。いい意味で、お見合いではなく、ただ友達と喋っているという感じで、昔から知り合いだったんじゃないかと思ったぐらい、本当に話しやすくて楽しかったです。

Iさん新幹線で隣の席の方と話して、京都の美味しいお店を教えてもらったりするぐらい初対面の方とお喋りするのに抵抗がないんです。でも、僕も友達感覚で話せたというか、今まで会った方々の中で一番話しやすかったです。第一印象としては写真と一緒で安心しました。

Hさん戦略というか、写真ではあえてメイクを控えめにして、会うときはしっかり化粧をするという作戦でいきました。

そんな戦略があるんですね!

Hさんカウンセラーさんからそういうアドバイスをいただいたので、写真を撮るときも、すごくシンプルで、ほぼすっぴんにちょっとメイクした程度で撮ってもらいました。

オンラインゲームとカラオケが2人の距離を縮めた

初デートはどちらに行かれたんですか?

Hさん北千住のイタリアンを食べに行きました。2回目も北千住で、最初のデートで歩いていて見つけたお店に行きました。

Iさん実は最初のデートの前にオンラインでゲームをしたんです。それでちょっと距離が縮まった気がします。あと初デートでは、ご飯のあとにカラオケに行きました。

初デートでカラオケはすごいですね!

Hさん1時間ぐらいで食べ終わっちゃって「そのあとどうします?」となったので、ノリで行きました。もともと彼は合唱サークルに入っていて、私も音楽系の大学に行っていたので、音楽は共通の趣味だったので楽しかったです。

Iさんあと、たまたま彼女の誕生日と祖母の誕生日が1日違いだという話をしたら、彼女のおばあちゃんも誕生日が同じことが判明したんです。

ご縁を感じますね。デートのとき結婚についての深い話はされましたか?

Iさん最初はまったくしてなかったです。真剣交際に入ってからは、Hさんが相談所の方から、将来結婚に向けて話し合うべき項目をもらっていたので、それを見ながら話をしたりしました。

Hさん仮交際中は楽しい話ばっかりしていたので、真剣な話ができる相手なのか気になっていたんです。でも、3回目のデートで自分の仕事に対する思いや考え方とか真面目な話をしたら、真剣に聞いてくれて好印象でした。

真剣交際への打診はどちらからされたんですか?

Iさん僕は割とすぐに彼女のことが気になっていたんですけど、彼女の相談所から僕のカウンセラーさんに、「入会してまだ1ヶ月ほどなので、いろいろな方に会った上でIさんのことをいいと思ってくれるのが一番良いと思います。少し考える時間を与えてください」と伝えられたみたいで。それで、少し時間を空けようと思ったんですけど、その1週間後ぐらいに「彼女の僕に対する気持ちが強すぎて、他の活動で支障をきたしているそうですから告白してきてください」と言われました。

Hさんその1週間でIさんを入れて4人の方と仮交際していたんですけど、他の3人と会っていても、「やっぱりIさんだ」と思ったんです。最初から友達みたいに喋れたのもそうですけど、他の方と会うときは仕事スイッチみたいにスイッチを入れるのに、彼といるときはそれがなくて一番素の自分でいられました。

ちょっとしたボディタッチにまんまと落ちた

Iさん3回目のデートの帰り際「バイバイ」と別れたあと、肩をトントンって叩かれたんです。それにキュンとしてしまって。こんな自分に対して好意を向けてくれるんだということが嬉しくて…。言ったらチョロい理系男子というか、男子は基本的に触られたらすぐ落ちると思います(笑)。

Hさん別に戦略とかでは全くなくて。仮交際を途中で切られる可能性もある中で、これが最後になるのはイヤだなと思ったんです。でも、自分から「また会いたいです」とは言えなくて、せめてもの対応として、アピールじゃないけど肩をトントンしたんです。

Iさん僕も他に仮交際している人がいて、それまでは冷静な目で見ていたんですけど、肩トントンに持っていかれました。実は、5月の半ばから休職していて、1日中横になっている状態だったんですけど、彼女と会うときは元気になれたんです。それもあって少しずつ、僕の中で彼女の存在が大きくなっていました。

現状を伝えて受け止めてくれたことで真剣交際へ

真剣交際への打診はどのような感じで伝えられたんですか?

Iさん井の頭公園のベンチに座って、言えていなかった休職の話をしたんです。それを受け止めてくれたので「僕とお付き合いしてください」とストレートに伝えました。

Hさん休職の話を聞いたときは仕事に追い詰められていたんだなと、正直、びっくりしました。でもお見合いしたときに、もともと明るい性格なんだろうけど、どこか無理をしている様子を感じてはいたんです。少しでも力になれたらいいなと思いました。

Iさん正直に話して、精神的に不安定な男だと思われる可能性もあったんですけど、受け止めてくれて素直に嬉しかったです。9月から復職したんですけど、別の部署に異動ができたことで仕事もしやすくなってよかったです。

それは本当によかったです。結婚を意識されたきっかけはありましたか?

Iさん僕は「お付き合いしてください」と言ったときから、常に意識していました。ただ、最初の予定より休職期間が1ヶ月延びる話をしたときにこれで終わってしまうかもしれないと思いました。彼女から不安な気持ちを吐露され、「自分の進路が何も決まらない状態だったら別れましょう」と伝えたんです。

Hさん私も真剣交際に進んだ時点で意識していました。休職期間が延びることはしょうがないと思っていました。その一方で、結婚相談所のルールもあるし、いつまで待てばいいのかなという思いもあり、不安な気持ちを吐き出してしまいました。でも、自分も仕事で体調を崩してしまったときに、「あのときIさんはこういう気持ちだったんだな」と思いました。体調が悪いのに急かすようなことを言うのは不適切だったなとすごく反省しました。

4回もプロポーズしている。その真相は…

その立場になってみないとわからないことって、たくさんありますよね。そんなお2人のプロポーズのシチュエーションを教えてください。

Iさん実は僕、4回プロポーズしているんです。最初は9月8日なんですけど、鉄板焼きのお店で食事をして噴水公園に行ったんです。本当は橋の真ん中のところでプロポーズをしようと思ったんですけど、彼女がどんどん前に進んで行っちゃったんです。「待ってよ」と思いながら追いかけたら、足を滑らせてしまって。お互いに笑いながら「僕と結婚してください」と言いました。そしたら、ちょうど22時で電気がパッと点いたんです。狙ったわけではないんですけど、すごいタイミングでした。

Hさんあれはすごかったね。

Iさんそれで、成婚退会をしたんですけど、その後、指輪事件がありまして。

どんな事件だったんですか?

Iさん婚約指輪って結婚式のときにしか使わないからということで、母が婚約指輪を譲ってくれることになったんです。それを事前に彼女に確認したら「素敵だと思う」と言ってくれたのでお店に行ったのですが、サイズ調整だけなら1万ちょっと、リメイクとなると15万かかると言われて。彼女は「婚約指輪と結婚指輪を重ね付けしたい」と言っていたので、リメイクが必要で。

なるほどですね…。

Iさんその時点で、重ね付けしたいという気持ちがそこまで強いと認識ができていなかったんです。友達で婚約指輪を持っていない人もいたので、15万あったら美味しいもの食べたりとか、そういうことに使ってもいいんじゃないのかなと思っていて。でも彼女から「縁起がいいから重ね付けを前からやりたかった」と伝えられたので「縁起がいいならそうしよう」と言って、その日は別れました。
そのあと「やっぱりリメイクはやめよう。せっかく決めてくれたのにごめんね」と連絡がきて。自分は言葉通りに受け取ってしまうから「じゃあなしで」と返信したんです。

その言葉を伝えた時、Hさんはどのようなお気持ちだったんですか?

Hさん自分の本音としては、申し訳なくて「やめよう」と言ったんですけど、本当の気持ちとしてはやりたかったんです。

Iさんそこですれ違いが起きて、しばらく連絡をとらなかったんです。

Hさんもともと「そんなに連絡するのが得意じゃない」と聞いていたので、まめに連絡していたわけじゃなくて。でも、その結果コミュニケーション不足というか、お互いのことをちゃんとわかっていないことに気づいたんです。
指輪だけで、なんでこんなに揉めちゃうんだろうとも思ったけど、そもそもコミュニケーションが足りていなかったので、「じゃあ今後どうする?」という話になりました。

しっかりと向き合って話し合いをされたんですね。

Hさん私が指輪を返して、結構ネガティブな話もしたんですけど、「それでも結婚したいと思うんだったらもう1回プロポーズしてください」って伝えたら、すぐにもう一度してくれたんです。

Iさん僕としては最初、彼女の言い方が悪いという気持ちでした。でも、僕が連絡が苦手だと言ったから彼女も連絡しづらい状況になっていたんだ、一番悪いのは僕だということに気づきました。こういう状況になって、何が問題だったかを見つめなおし、僕と向き合ってくれる人はなかなかいないと反省したんです。それで2回目のプロポーズをしました。
そのあとも、何か向き合わなきゃいけない壁にぶつかったときに、コミュニケーション不足だったよねということで、お互いの気持ちを確認し合うために、もう一度プロポーズをするということがあって。ちょうど3日前に4回目のプロポーズをしました(笑)。

お互いの気持ちを再確認するためのプロポーズなんですね。

Iさんそうですね。僕はどうしても白黒をつけたがるんです。彼女が言った言葉を直接的に受け取るし、言わなかったらやらないというか。状況的にも、婚約状態というか、非常に不安定なものだから、その都度気持ちを伝えました。

カウンセラーがいるのが結婚相談所の醍醐味

最後に今、結婚相談所で活動していらっしゃる方、うまくいかないなと悩んでいる方に、お2人からアドバイスをいただけますでしょうか。

Hさん人それぞれ悩みはあると思うんですけど、婚活のプロフェッショナルである、カウンセラーさんがせっかく近くにいるので、その方と連携して進めることが大事だなと思います。仕事の報連相じゃないですけど、些細なことでもいいので、随時相談するのがいいと思います。
自分1人で進めちゃうと正直マッチングアプリをやっていることと変わらないので、プロの力を借りて学びながら、思いっきり頼りにするといいと思います。

Iさん僕もことあるごとに相談して進めていたし、カウンセラーさんがいることが相談所ならではの醍醐味だと思います。あと、活動中に限らずだと思うんですけど、コミュニケーションをしっかり取る。
男女って本当に違う生き物だなと日々感じていて。お互い違うバックグラウンドを持って生きているから、ゴミの捨て方ひとつとっても違うんです。そういうちょっとしたことだけど、不満を言えないのはよくないので、なんでも言える環境を作っていく。お互いちゃんと言葉にしてコミュニケーションをとることが1番大事なのかなと思います。

小さなことでもお互いに伝え合うことが大切なんですね

Iさん好きなものや嫌いなものとか色々あると思うし、どうしても譲れないものもあると思うんですけど、好きになろうとしてくれていたり、自分に歩み寄ろうとしてくれる、その姿勢こそ、人が人を愛おしく思う一番の理由なんじゃないかなと思います。

Hさんとにかく自己開示するのが大事だと思います。結婚って、生活することなので、かっこわるい部分とか自分のイヤな部分も出していいと思うんです。そこで自分を偽っちゃうと、自分も相手も「こんなはずじゃなかった」といい結果にはならないと思います。
あと婚活って、結婚に対して気負ってしまう部分もあると思うんですけど、肩の力を抜いて楽しむことが1番だと思います。

お二人の年表

                 

2024年 4月 初対面
初デート
5月 告白
9月 プロポーズ
12月 両家顔合わせ
婚姻届提出
Iさん活動期間
9ヶ月
Hさん活動期間
6ヶ月

(2024年11月17日 東京都千代田区 東京駅周辺で撮影)

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