成婚カップルの婚活体験談・エピソード
ネクタイと嫌いな食べものの話で意気投合! 遠距離ながらも、関係を育めた秘訣とは?

お付き合いしていた人との別れがきっかけで、結婚相談所に入会した二人。趣味や仕事が同じところから惹かれ合い、真剣交際へ。ゴールインまでの道のりを聞きました。
お二人のプロフィール
-
Kさん
- 年齢
- 27歳
- 出身地
- 大分県大分市
- 職業
- 看護師
- 趣味
- 野球、ゴルフ
- 入会期間
- 7ヶ月
- 入会店舗
- IBJ加盟店
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Mさん
二人とも長く付き合っていた人と別れて婚活を始めた
婚活を始めたきっかけはありますか?
Kさん婚活を始めるまで長くお付き合いさせてもらってた方がいたんですけど、事情があって、お別れする形になって。でも、職場の人や友人たちがけっこう早く結婚していたので「自分も早めに結婚したい」という気持ちは前々からあって、それで相手を探すために婚活を始めました。
Mさん私も実はKさんと似ているところがあって。ちょうど1年前に長く付き合っていた相手と別れたんですね。私も周りが結婚がすごく早くて、あとはやっぱり子どもを産むための適齢期を考えると、相手を早めに見つけないといけないなと思って、婚活を始めました。
Kさん僕は「母親に心配をかけないように結婚しないと」という気持ちもありました。一度、母と話していたときに、何気なく「1人でも別にいいよね」って言ったことがあるんです。そのときに「結婚してもらわないと困る」って言われて、そのときに初めて「両親もそれを望んでるんだ」と知って、焦りのような気持ちが生まれました。
ツヴァイを選んでいただいた理由はありますか?
Kさん最初はマッチングアプリを使ってみたんですけど、うまくいかなくて。友人が結婚相談所を教えてくれました。大分県の中で調べると結婚相談所は何軒もあったので、すべての会社さんに話を聞きにいきましたが、ツヴァイで担当してくれた方がとても親切だったんです。資料をたくさん持ってきて一つずつ丁寧に説明してくれたりとか。最後はその方の人柄で決めましたね。
Mさん私もそれこそマッチングアプリとかもやってみたんですけど、真剣な出会いがなかったんですね。親に相談してみたら、実は親も結婚相談所で出会ったと教えてくれて。「結婚相談所がいいんじゃない?」って。それで結婚相談所を探し始めて、登録者数の多さやなんとなく信頼できそうな感じがあってこちらを選びました。
お二人が出会うまでの結婚相談所での活動はいかがでしたか?苦労しましたか?
Kさん実際にやってみて難しいところはありましたね。それなりにマッチングして、何度かデートすることはあったんです。でもやっぱり結婚相談所なので、「どんどん進みましょう」っていう圧が少なからずあるんですよ。「この期間で告白」「これくらいの期間でプロポーズ」みたいな。それまでは自分のペースで恋愛していたので期間なんて考えたこともなかった。なので、ちょっとしんどいところはありましたね。でも、サポートのもとで活動できるメリットの方が圧倒的に大きかったですよ。
Mさん数人の方とお見合いをさせていただいたんですけど、Kさんに出会うまでには、素敵な方もいたにはいたんですけど、正直に言うと、「うーん」と感じる方もけっこう多くて。私が挨拶を大事にしたいと思っているからなのですが、初対面で会ったときに、挨拶をしっかりしてくれない人が多くて、相手が見つかるのかなと不安になることはありました。でも、こうして良い人と巡り会えたので、感謝しています。
お互いのプロフィールを見たときの印象はいかがでしたか?
Kさんいくつかあるんですが。まず年齢が近い、それから、出身地が同じなんだということ。あとは、自分もディズニーが好きでMさんのプロフィールにもディズニーのことが書いてあって、どんな話ができるかなと想像しましたね。僕が結婚したい理由のひとつに子どもがほしいというのもあったので、「子どもが好き」と書いてあったのもよかったし、あとはなにより笑顔が素敵でした。
Mさん同じ大分県の方であることもありますが、看護師という職業も同じだったのでわかり合えるのかなと思っていました。もちろん私もディズニーは魅力的に感じましたね。写真も優しい雰囲気がありました。
ミッキーのネクタイと嫌いな食べものの話で意気投合
実際に初めて会ったときの第一印象を教えてください。
Mさん丁寧な人だなという印象でした。ミッキーのネクタイをしていることに気づいて、一言目で「ミッキーのネクタイをされてますね」って言えたので、そこから話が盛り上がったのもよかったです。それにミッキーのネクタイをしている姿がかわいらしくて、そこもすごくポイントが高くかったですね。
Kさん写真通りの方だなというのが第一印象でした。僕がそのときにつけていったネクタイはこれなんですが、ミッキーは見えないくらい小さいんですよ。それを一目で見つけてくれたので、「この人は本当にディズニー好きなんだな」と好印象でした。気づかれないだろうから自分からネクタイの話を切り出すつもりでいたんですよ。でも出会った瞬間に言ってくれて。そこからスタッフの方が「お時間です」と言いに来るまで、時間を忘れるくらい話してましたね。
Mさん二人とも嫌いな食べ物が「しいたけ」で、それがわかった瞬間に、「えー?!」って声を上げてびっくりして。「こんなにたくさんの食べ物と飲み物あるのにこんなに一緒なことある?」みたいな感じで。どういうところが嫌いっていう話で10分ぐらい盛り上がりました。
まだまだ話をしたいなっていうぐらいの状態で、一旦その日は終了になったんですね?
Mさんそうですね。その回が終わると、ツヴァイから「今日のデートはどうでしたか」みたいなアンケートが来るんです。私は初回が終わった帰り道にすぐ「また会いたいです」と回答しました。「もっともっと知っていきたいな」っていうふうに思ったんです。
Kさんその話で言うと、僕も帰りのバスの待ち時間に「また会いたい」と回答しました。初回なのに、Mさんとの未来の想像ができたんです。それまでお見合いした人とは、話が合ってもしっくりこないというか、やっぱり先の想像ができなかったんですよね。なので、Mさんのような人とはもう会えないかもしれないとも考えて、いつもより早く回答しました。
2回目に会った日はどんな感じでしたか?
Mさん最初の日に話し足りなかったっていうのもあって居酒屋に行きました。初対面のときに話すことができなかった過去の恋愛の話とか、元カレの話とか、今後どういうふうに考えているかとか。そういう踏み込んだ話を隠さず話しました。このときも、お互いに同じ踏み込み具合で話せたのがうれしかったです。
Kさん話が本当に尽きなかったですね。僕が大分県でMさんが福岡県で住んでいる場所が離れていたので、会える日にちがなかなかなかったんですが、2回会っただけで僕はもう完全にMさんのことを信頼していました。なので、2回目が終わったときのアンケートに「真剣交際に進みたい」と書きました。
Mさん2、3時間ぐらい話したと思うんですが、その日が初日よりまたさらに楽しかったんです。
「早く親に紹介したい」と思っていた
告白の日のことを教えていただけますか。
Kさんその日は、神社に紅葉を見に行きました。着いてから調べてみたら、そこが縁結びの神社だったんですよ。「これ告白にちょうどいいじゃん!」と思って。二人でお参りをして、縁結びのお守りを買って。帰りの車の中で、彼女にブリザーブドフラワーを渡しました。ミッキーとミニーがついているブリザーブドフラワーです。「真剣交際お願いします」と言いました。
Mさん実は、その日は、私が自分から思いを伝えたいなって思っていたタイミングだったんです。でも、まずはKさんの思いを聞いてからにしようと、そのタイミングを探していたんですよ。そしたらちょうどその日に告白していただいたので、びっくりして涙も出たし、Kさんも同じ気持ちだったんだっていうのが、すごくうれしかったです。ベストタイミングでした。
Kさん変な話なんですけど、ブリザーブドフラワーを開いてみたら、その上に載ってるミニーの頭が折れてたんですよ。僕は「ここまで仕込みに仕込んでやったのに!」ってすごいショックだったんですけど、「直せばくっつくよ」って彼女が言ってくれて。用意したことに喜んでくれたのでうれしかったです。
真剣交際がスタートしてからはどのようにデートなどされていましたか?
Mさん私がクリニックに勤めているので、決まった曜日しか会えなくて、あまり会えなかったんです。でも、ちょっと会えそうな日に時間をつくって会っていました。その期間も充実した時間でした。
Kさん12月まではけっこう頻繁に会ってたんですけど、僕の国家試験が2月に控えていたのもあって、あまり会えない時期でしたね。電話を増やすようにはしていたし、連絡も毎日はとっていたので、距離は離れているけどそこまで苦しいとは感じてなくて。その間にも、両方の親御さんに挨拶しに行ったりはしました。両家すごく喜んでくれて安心しました。
Mさん私はKさんが良い人だったので「早く親に紹介したいな」っていう気持ちがあったので、お互いの両親も気に入ってくれたみたいでうれしかったです。その期間にクリスマスがあったんですが、その日は福岡に来てくれて、クリスマスマーケットでクリスマス気分を味わったり、家でプレゼント交換をしたりしました。
それからプロポーズだと思いますが、それはどのようにされたのでしょうか?
KさんMさんの誕生日にプロポーズしました。Mさんには前もって「誕生日でちゃんとしたお店を予約してるから正装でお願い!」と言ってあって。まずは、ホテルのレストランで「誕生日おめでとうございます」ってスタッフさんがケーキを持ってきてくれるサプライズをしました。そこで「トイレ行ってくる」と僕だけ抜け出して、スーツに着替えて教会に行き、スタッフさんに彼女を呼んでもらいました。その教会で手紙を読んで、108本のバラと一緒に指輪を渡しました。
Mさん私は誕生日のご飯だとばかり思っていたので、本当に驚きました。スタッフの方がテーブルまで来て、「写真映えするスポットがある」と言ったんです。それでついていって扉を開けたら、スーツ姿のKさんが立っていました。誕生日に素敵なレストランにつれてきてくれただけでもうれしかったのに、さらにプロポーズもあって、気持ちを言葉に出す余裕もなく、涙が止まらなかったですね。
Kさんあえてその日まで「いつごろ結婚するか」とかの話はしてなかったんですよ。あえて触れずにいて、一気にプロポーズをしようという作戦でした。うまくいきましたね(笑)。
交際が進んでいくテンポに違和感がなかったから、結婚まで行けた
結婚を意識したタイミングはありましたか?
Mさん私は2回目のデートですね。そこで過去の話と将来の話ができたので、結婚したあとの生活までイメージできたので。「こういう子どもがいたら面白いよね」とか。そのイメージが純粋に楽しそうだなって、ワクワクするところがありました。だから、結婚を意識したのは真剣交際の前のデートですね。
Kさん自分は、さっきもすこし話しましたけど、初めて会ったときからかもしれません。それまでにお見合いした人とは未来のことが想像できなかったんですが、Mさんとは想像できたんですよね。Mさんとは進行していくテンポにも違和感がなかったです。「ここまでの期間でここまで」っていうことを意識することなく進めました。だから結婚まで行けたんだと思います。知り合ってそんなに時間が経ってないですけど、ずっと前から一緒にいたような感覚がありました。
これからお二人でどんな家庭を築いていきたいですか?
Mさん普通の答えになりますが、二人で楽しくできたらいいなっていうのが一番ですね。二人ともディズニーランドが好きなので、まず新婚旅行にディズニーに行くのを目標にしています。あとは、子どももできれば二人はいたらいいかなとか。それこそ大分県の美味しいものを私は知らないので、教えてもらったりとか。二人でまだ生活したことはないですが、違いが見えてきても、お互い「あ、そうなんだ」って受け入れられると思うので、末長く仲良くやれたらいいですね。
Kさんお互いに結婚も同棲も初めてなので、そこは二人でゆっくり話しながら進みたいです。Mさんが引っ越して大分県に来てくれるので、仕事も土地も変わって少なからずストレスはあると思うんです。それを僕のほうでもうまくケアしながら、お互い助け合って生活できれば最高ですよね。子どもができても夫婦の関係は変わらずいれたらいいな。
ありがとうございます。最後にお互いの番好きなところを教えてください。
Kさん一つに絞ると難しいですね。やっぱり笑顔がかわいいですよ。本当についさっきも「かわいい、かわいい」って言ってたんです。あとは、自分磨きを忘れることなくやってる姿もかっこいい。仕事に対してもすごく熱心で、「自分のことよりも相手が喜んでくれることを第一に行動しているんだな」って、尊敬もしています。
Mさんそれ私も言いたかったんですけど(笑)。彼は私と一緒にいるときでも自分よりも私のことを優先して考えてくれるんですね。それも彼女だからってことじゃなくて、誰にでも分け隔てなく、自分より相手のことを考える人なんです。とにかく優しい。
Kさん僕がサプライズをしたら、彼女もサプライズしてくれるなど、お返ししようとしてくれるところがうれしいです。あとは本当に基本的なところですけど、一番は「ありがとう」とか「ごめんなさい」とかを素直に言ってくれるところが好きかもしれません。
お二人の年表
2022年 | 10月 | 初対面 |
11月 | 初デート | |
告白 | ||
2023年 | 2月 | プロポーズ |
9月 | 両家顔合わせ予定 |
7ヶ月
5ヶ月
(2023年4月23日取材 福岡県太宰府市宝満宮竈門神社で撮影)