結婚しない理由とは?
年々上がっている女性の未婚率

晩婚化が進んでいると言われる昨今ですが、未婚率も年々上昇傾向にあります。実際、50歳までに一度も結婚したことがない人の割合を表す生涯未婚率は2015年の時点で女性の14.5%。さらに今後の推計では、18~19%程度、およそ2割の女性が結婚しないまま50歳を迎えることが予想されています。

この記事では、未婚を選ぶ女性の考え方をピックアップ。結婚にメリットを感じない女性が増えている理由を推測していきます。

 

<目次>

1.女性の年齢別・未婚率は?

2.女性の未婚率が上がっている理由

 ①女性の社会進出が増えた

 ②あえて結婚を選択しないカップルが増えた

 ③結婚へのプレッシャーが少なくなった

 ④経済的に余裕がないから

3.未婚率には日本の社会情勢が現れている!

 

1.女性の年齢別・未婚率は?

最新データによると、女性の未婚率は20代前半で91.4%、20代後半で61.3%、30代前半で34.6%、30代後半で23.9%。それ以後の年代では、数字はあまり変わらず、20~15%程度で推移していきます。

また50歳時点で一度も結婚したことのない生涯未婚率は、女性の場合14.6%。この数字は年々上がっており、5年ごとの調査で2000年にはじめて5%を超え、その後も数字が伸び続け、今後の推計では20%に到達するのではないかとも予想されています。

また、生涯未婚率は男性より女性の方が割合が低く、結婚しない人が増えてきた2000年以降は常に10%程度差があり、男性の方が結婚しない人の割合が多いことがわかります。

 

2.女性の未婚率が上がっている理由

では、統計をとりはじめた100年前には5%以下だった女性の生涯未婚率がどうしてここ20年で急激に上昇しているのでしょうか。その要因を紹介していきます。

 

女性の社会進出が増えた

まず第一に時代の変遷とともに女性が仕事をすることが当たり前になり、収入が安定するようになったことが挙げられます。ひと昔前なら女性の一人暮らしにすら風当たりが強く、結婚するまで実家を出ないというのも当たり前で、むしろそれ以外の選択肢は奇特な目で見られることも多かったですが、今では一人で家計を運営するのなんて当たり前。自立して一人で生きていけるのに、あえて結婚を選ばない、という選択を女性ができる時代になってきているのです。

 

あえて結婚を選択しないカップルが増えた

また、上記によって、法律的な結婚のメリットが薄れているのも事実。長くお付き合いしているパートナーがいても、自分の生活スタイルを変えたくなかったり、自由な働き方や遊び方を楽しみたいからこそ、縛られるという意味合いも含む法律婚をせず、事実婚などで済ませるカップルも増加傾向にあります。

ある程度の年齢で交際しているカップル=結婚の意思がある、というのは当たり前ではない時代です。むしろ、子供を持ちたくないなどさまざまに事情があるからこそ、幅広い選択肢の中から自分に合ったスタイルを選び、その結果結婚しないという選択をしている女性も多くいるのです。

 

結婚へのプレッシャーが少なくなった

昔の価値観では、結婚したら一人前・結婚していなければその人に何か欠陥がある、というものが存在していました。会社でも、出世するためにはある程度の年齢までに結婚していないと周りから「ダメ人間」の烙印を押されてしまうなど、今思えば理不尽な理屈がまかり通っていたものです。でも、今ではそんな価値観が過去のものになりつつあります。もちろんまだまだ結婚に対する世間的なプレッシャーがゼロになったわけではありませんが、それぞれに事情があったり、結婚に対する意欲がない人がいるということも当たり前に世間に認知されているというのが現在の状況。

社会的な圧は減りつつあり、おおっぴらに結婚を強要されたり、結婚に関して失礼な質問をされたりする機会というのは減りつつあります。だからこそ、あまり結婚を意識せず生活できる今の環境が快適で、そもそも結婚の選択肢をもたない女性も増えているのです。

 

経済的に余裕がないから

女性の社会進出が進んだと言っても、まだまだ男女の収入格差があったり、非正規で働くのは女性が多いというのももう一方にある真実です。結婚したくても、なかなか経済的に余裕が持てず、将来的に子供のことを考えたりした場合、「今の自分では無理かも…」と、ネガティブな理由でためらってしまうような方も多いのです。

また、男女だけでなく女性の間でも収入格差が広がりつつあります。大学進学率が50%を超えた今、大卒というだけで一流企業に就職できる時代ではありません。その中でも優秀で、かつキャリア志向の強い女性が同年代の男性より格段に年収が高いということもじゅうぶんにありえます。

そうなると、ひと昔前までは当たり前だった「結婚すればどうせ辞めるから、仕事はそこそこに婚活や趣味を楽しもう」という考え方が、今度は逆にマイノリティになってきます。高収入の男性ほどバリキャリ系の自立した女性を求める傾向もありますし、なんとなくで将来を考えた結果、結婚がいつのまにかできない状況に追い込まれていた、というケースも少なからず存在するのです。

 

3.未婚率には日本の社会情勢が現れている!

いままで上げてきた要因は数ある「結婚しない理由」のうち、ほんの一部。まだまだ様々な理由で結婚を選ばない女性の数は増えていて、それはこのコラムでは語り切れないほどです。

ただ、大きな要因として女性が自立して収入を得られる社会に、日本のみならず世界が変わってきていることが挙げられるのは間違いありません。昔は自分ひとりで生きていくことはままならず、結婚や出産をしても仕事を続けるのはごくごく一部の人に限られていましたが、それも今では当たり前。男性が育休をとるのも珍しくないほどに選択肢が増えたからこそ、女性が結婚に対してよりシビアな目を持ってしまうのも致し方ないのかもしれません。

適齢期がきたら、結婚するのが当たり前という価値観はもう昔のもの。そんな古い価値観から日本が脱却し、多様な選択肢が認められる社会へと変わってきている証拠でもあります。未婚率の上昇はけしてネガティヴなだけの変化ではなく、自分らしく生きられる女性の数が増えているという明るい未来を数字で表してくれるポジティブな変化なのかもしれません。

 

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