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かわいくて優しい子が求める結婚相手は? 「リードできる」男になれば女心をつかめる!

かわいくて優しい子が求める結婚相手は? 「リードできる」男になれば女心をつかめる!

30代男性の婚活戦略【第2回】

 

■女性たちは、引っ張ってくれる男性を求めている

 

こんにちは、婚活セミナー講師の大橋清朗(おおはしきよはる)です。

 

これまで婚活支援の現場で、多くの独身男性にお会いしてきました。

そして同時に、多くの独身女性にもお会いしています。

 

皆さんとの会話の中で、「結婚相手にどういう相手を求めているのか」ということが話題になったりします。そこにはいろいろな考えがあり、細かい条件や漠然とした内容など人それぞれです。ただ、男性と女性とでは方向性の違いがあるように感じます。

 

男性は、今のままの自分を優しく受け入れてくれる女性、現状維持程度で一緒に人生を歩んでくれるような相手を求める方が多いと感じます。そして、多くの要求を男性に求めず、専業主婦ではなく自らも働いて家計を支えてくれる女性を望んでいるのではと思うのです。

 

これは、昔の親たちの夫婦モデルである夫が稼いで家族を一人で養うことは、自分たちの時代にはもう無理なことであり、女性も男性と同じように働いている社会になったのだから、結婚後も働いてくれるのが自然であるということです。

 

女性は、今の仕事がこれからも楽しくてやりがいがあれば、結婚後も仕事は続けたいがそうでないのなら、自分の母親のように、家庭に入って子供たちを育てるような結婚生活を望んでいる方が多いようです。

そのためには、結婚相手としては経済的にある程度余裕がある仕事をしており、家族を支えてくれる頼りがいのある男性を望んでいます。

 

男性たちは、残りの人生を一緒に手をつなぎながら共に支えあう結婚相手を望んでいるのに対して、女性たちは、自分や子どもと手をつなぎながら引っ張ってくれる結婚相手を求めています。

この差が、多くの方の婚活が上手くいかずに結婚が増えない原因のひとつではないかと考えます。

 

男性と女性のどちらかが歩み寄らないと、いまの「結婚していなくても全然困らない世の中」では、結婚が増えることはないでしょう。

 

30代になってまだ一度も結婚していない男性たちの多くが、女性を支えたり養ったりすることは全然考えておらず、共働きでかつ自分の母親のように何でも身の回りのことをやってくれる都合のよい結婚相手を探しているように感じます。

 

そんな都合のよい結婚相手を求めるなら、女性がこんな男性でも支えたいと思う「男の魅力」が他にないと一生結婚できないかもしれません。

 

■婚活を成功するには、男性側からの歩み寄りが必要

 

30代男性が婚活で確実に結婚するには、男性側から歩み寄ることが必要です。

男女平等なのだから男性がいろいろと女性に気を遣いたくないとか、女性との交際にあまりお金を使いたくないとか、女性受けしないだろうということは一切やめましょう。

婚活では、頼れる男、女性を引っ張っていく男、つまり「リードできる」男になりましょう。

そこまでしないと結婚できないのなら、「自分は一生結婚するかどうか」をいま考えて結論を出すくらいの気持ちが必要です。

 

これまでの自分では女性との交際に関して成果が得られなかったのだから、自分を変えないと今後も成果がでない可能性が高いのです。

10代20代で女性との交際に多少の成果があった方は、30代の婚活は恋愛ではなく、結婚相手を決めることなのだと、昔との違いを意識すべきです。

 

■人気が高い女性たちにとって、「リードできる」男は当たり前

 

特に、30代男性の多くが望む「若い」、「キレイ」、「可愛い」、「優しい」などの高望みと言える女性を結婚相手として考えているのなら、「リードできる」頼りがいのある男性を目指さなければなりません。

 

それは、男性の多くが望む女性たちは10代の頃から男性に人気があり、男性からいろいろと引っ張ってもらっていました。会話でもデートでも、彼女たちにとっては男性側から女性の気を引くのが当たり前だったのです。

 

男性から話しかける

男性からプレゼントをする

男性からデートに誘う

男性からデートプランを提案する

男性から会計をすべて済ませる

男性から告白する

男性から次を提案する

 

全てを男性側から考えて提案してリードしていくことが当然なことを経験した女性たちにとって、30代婚活男性にありがちな、「何を話していいかわからない」、「デートはどこに行けばよいかわからない」、「会計は割り勘」などあり得ないことです。

 

これまで婚活で成功した男性たちは、女性たちと戦おうとするのではなく、もっと仲良くなろうと自分に足りないところを改善してきました。わからないことは、ネットで調べたり本を読んだりして、自分を変えていったのです。初めてのデートだから、あらかじめ場所の下見をした方もおられます。

自ら提案して女性をリードしようとする姿に、女性たちは男性の頼りがいを感じ、結婚相手として意識するようになります。

 

このような努力が相手女性に伝わり、「この人なら一緒にいても幸せになれるのでは」と感じて、結婚相手と決めてくれるのです。

 

連載 結婚観

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    ライタープロフィール

    大橋 清朗

    おおはし きよはる

    婚活セミナー講師。NPO法人花婿学校代表。
    一般社団法人日本婚活コミュニケーション協会代表理事。
    全国各地で婚活セミナーを行い、コミュニケーション力アップ、婚活戦略などを提案。中立的な立場で未婚者や独身者の婚活をサポートしている。著書は、『また会いたくなる人 婚活のためのモテ講座』(講談社)、『「婚活」の会話にはツボがある! 男のための話し方トレーニング』(青春出版社)など。
    『花婿学校』

    http://www.hanamuko.com/index.html

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