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【カップル実例インタビュー・2〈女性編〉】2回フラれたのに、彼から「結婚前提に付き合って」と告白!

【カップル実例インタビュー・2〈女性編〉】2回フラれたのに、彼から「結婚前提に付き合って」と告白!

40代からの恋の始め方【第11回】

 

中田夫婦は出逢ってから、なんと「7年」という長い時間をかけて結婚をしました。

アヤさんは42歳(バツイチ)、ユウジさんは47歳(初婚)のときでした。

今ではとっても仲の良い二人。

とはいえ、それまでには山あり谷あり、色々なことがあったようです。

出逢いから結婚、現在に至るまでの気持ちの移り変わりをアヤさん、ユウジさんに別々にインタビューしました。

男女、違う視点での結婚までの経緯、揺れ動く気持ちや覚悟を決めた瞬間、男女の感覚の違いをいろいろ探ります。

 

今回は、アヤさんのインタビュー2回目です。

前回は、まだ友人関係だった頃のユウジさんへの片思いの気持ちを語っていただきました。

その後、どのように恋愛、そして結婚へ進展していったのでしょうか?

 

■ずっと片思いをしていた彼が振り向いてくれた

 

◇いつユウジさんと付き合い始めたんですか?

「出逢って6年くらい経って、彼から『結婚前提に付き合ってください』と言ってくれたんです!

わたしは、2回もフラれていたし、もうダメだったらダメで仕方ない。彼が他の人と一緒になるなら、そのときは猫と暮らそうとしてましたから(笑)」

 

◇ユウジさんを振り向かせる自信はありましたか?

「相手の気持ちじゃなくって自分なんです。

この人のことを一番理解して、一番愛せるのは自分だと思ったら、もう別に心配がなくなる。

わたしは自分に自信があるわけじゃないんです。

足りないところだらけだし、コンプレックスだらけ。

だけど、どれか1つ勝つとするなら、彼への気持ちです。

だれにも負けないと思っていました」

 

◇誰かに負ける、取られる気はしませんか? 例えば若い女の人とか……

「若い女の人がよければ、とっくにそっちに行っていたと思うし、他では補えないものが自分にあるから今があると思うので、特に心配してはいません。

今まで色々、時間かけてますから……(笑)」

 

■付き合いが長いからできること

 

◇結婚を決めていく上で生じてきた問題点や不安点は?

「付き合いが長かったので、特になかった。

お互い年を取って、そろそろ年貢の納め時というのもあり、わたしの経済的事情もあり、結婚を前提に同棲とお付き合いは、言うなれば渡りに舟、というか……。

ただ、一緒に住むまでは、実は私の知らない変な性癖とか、もしくはゲイで対面的に偽装結婚だったりするのか?など、意味不明な妄想をして少し不安を抱いていました。

事実、そんなことは一切無かったのですが…」

 

■元ダンナと今ダンナの違い

 

◇結婚した後、何か変わりましたか?

「わたし、バツイチなんですけど、前の旦那のときは、一緒に住み始めて色々あって、3か月経ったくらいから、触られるのが嫌で嫌で仕方なかったんです。

ですけど、今の彼は知れば知るほど大事になっていく、スルメのような感じです。

結婚前に『悪いとこ』『嫌なとこ』と思っていた彼の性格も、結婚後は気にならなくなりました。

嫌なところがなくなっちゃったんです。

とはいえ、腹が立つことはありますけどね(笑)」

 

◇今後の彼へのお願いや求めたいことはありますか?

「出来るだけ健康で長生きして欲しい。協力し合ってお互いに健康で年を重ねたいです」

 

■「やりすぎないこと」「頼ること」の大事さ

 

◇20代前半と、今の自分の恋愛観の変化はありますか?

「わたしは、20代前半に1回目の結婚をしました。恋愛感とは少し違うかもしれないけど、20代から30代頭まで相手に『何をしてもらえるか』を望みながら、結果『何をしてあげられるか』で色々全てやってあげすぎていた気がします。

たぶん、自分に自信がないために、相手にとって必要だと思われるように行動をしていたのかと。

だけど、自分自身にはとっても負担だった。

それが年をとることや離婚したことで、やり過ぎないのも相手を思いやることで、頼るのも大事だというのを体感としてわかってきたような気がします。

年を取って、むやみやたらに頑張りすぎなくなったのだろうな、と思います。

それが長く幸せに一緒にいる秘訣のように思いつつ…」

 

◇今後40代からの恋をはじめる女性にメッセージお願いします

「40代からの恋愛だと、単純にドキドキし合うパートナーというより、人生のパートナー(婚姻関係かどうかに関わらず)として求めていくケースが多いのではないかと思うし、もしそうではなくても自分の生活のベースに添えるような恋愛が望ましいのかなと思います。

無理をしすぎず、自分の心が楽な人と一緒に居られるようにすると、陽だまりのような幸せが続くのではないでしょうか。

もちろん努力は怠らず!(自戒を込めて)」

 

■まとめ

 

アヤさんの最初の印象は〈昔、生徒会の書記とかやっていたんじゃないのかな?〉など想像させられるような、控え目で優等生的な感じでした。

ところが、インタビューを進めていくうちに、彼女からすごい「強さ」のようなものを感じたんです。

ユウジさんとのこと、「わたしが幸せになるために彼が必要なんだ」ときっぱり言ったアヤさん。

女の「覚悟」のようなものを感じました。

同性なのに〈かぁっこい~〉と思ってしまった!

長い時間かけて、長い時間があったからこそ築き上げられた「愛のカタチ」は、彼女の「覚悟」上で成り立ったのかもしれません。

40歳くらいになると、もしかしたら「覚悟」のようなものが必要なのかもしれないなと考えさせられました。

最初片思いだったアヤさんの存在が、ユウジさんの中でどう変わっていったのか、次回のユウジさんのインタビュー、楽しみになってきました!

連載 結婚観

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    ライタープロフィール

    さえこ

    フリーライター。
    おもにコミュニケーション関連の書籍、コラムの企画・編集などに携わる。
    40代を迎え、同世代の男女の恋愛観を取材している。

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